2010年5月12日水曜日

無線LAN内蔵のSD型メモリカード「Eye-Fi」の実力をチェック

無線LAN内蔵のSD型メモリカード「Eye-Fi」の実力をチェック

無線LAN内蔵でPCレスの画像アップロードが可能

Eye-Fi
 Eye-Fiは、米Eye-Fiが開発した、無線LAN機能を内蔵したSD型メモリカード。デジタルカメラに装着して使うと、撮影した写真を自身が内蔵 する無線LAN機能を利用して自動でオンラインサービスへアップロード。SDカードからデータを取り出し、ブラウザや専用ソフトでアップロードするという 従来の手間を大幅に削減できるだけでなく、アップロードした写真を指定したPCに自動でダウンロードすることで、PCへのバックアップも一括して行えるの が特徴だ。

 無線LANを利用した同様の機能はニコンなどもデジタルカメラに搭載しているが、Eye-FiはSD型メモリカードのためにデジタルカメラを問 わず利用できるのが最大の特徴。また、ニコンであれば「my Picturetown」など、基本的には専用サービスへアップロードすることになるが、Eye-Fiはmy Picturetownを含めてさまざまなオンラインサービスをアップロード先として選択できる点が異なる。

 海外では通常モデルである容量2GBの「Eye-Fi Share」に加えて、無線LANを利用して位置情報を取得できる「Eye-Fi Explore」、オンラインサービスへのアップロードには対応せず、PCへの転送機能に特化した「Eye-Fi Home」の3製品がラインナップされているが、日本では当初のうちEye-Fi Shareのみを発売。オンラインショッピングなどでは海外輸入の同製品が販売されているが、アイファイジャパンでは電波法に基づく技術適合証明を取得、 同時にそうした海外輸入品については電波法に抵触する可能性があると指摘、英語版の製品については日本でのサポート対象外になるとしている。

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