
を初期化( リカバリ )すると言う事の持つ、本来の意味であるOSの再インストールについて解説します。但し、メーカー製パソコンや機種によっては、その
方法に微妙な違いがある為、ここで、そのすべてを解説するには無理が有りますし、初心者にも取り扱い説明書やリカバリCDの付属しているメーカー製
のパソコン等では、取り扱い説明書を見て指示通りにやれば、問題無く、初期化作業を済ませる事ができると思いますので、ここでは、OS単体のインスト
ールについての解説をします。 取り扱い説明書の付属しているメーカー製パソコンなどを使用されているユーザーが、ここでの解説を参考にされるのは
構いませんが、あくまでも、使用しているパソコンの取り扱い説明書を優先するようにして下さい。
電源を入れると最初にBIOSが読み込まれ、ハードウェアのテストや初期化の後、OSに役目を渡すとパソコンが起動します。以上のようにBIOSは、BIOSレ
ベルで動作するハードウェアとOSやソフトウェアとを繋ぐ役目を持っており、BIOSメニューから基本的なハードウェアの設定なども行えます。 ユーザーが
パソコンを使用する通常時には目に付き難い部分ですが、パソコンの根幹とも言える重要なプログラムです。


ます。BIOSのメニュー画面を呼び出すには、パソコンの電源を入れ、画面
の表示に注意していると、BIOSのメニュー画面を開くのには何キーを押せ
ば良いかが表示されます。 このとき、素早く指定されたキーを押す訳なの
ですが、以外にタイミングが取り難く、上手く行かないとそのままOSの起動
へと進んでしまいます。この場合は電源を落としてから、再度、同じ操作を
繰り返して下さい。BIOSのメニュー画面を開く為のキーが事前に分かって
いる場合はマザーボードメーカーのロゴが表示された時点で、そのキーを
押して、BIOSのメニュー画面を開きます。キーを押すタイミングが上手く取
れない場合は少し長めに押してみて下さい。通常のマザーボードで、BIOS
のメニュー画面を開くために割り当てられているキーは、『 DEL ( Delete )
キー 』 の場合が殆んどなので、DELキーで試して見る方が手早いかも知
れません。 画像1-2が、BIOSのメニュー画面で最初に表示される画面で
す。この参考画像は、AMI BIOSと並び、BIOSの双璧を成す、Award BIOS
のものです。BIOSにも、幾つかの種類があり、BIOSの種類やバージョンに
よって、表示方法や項目等に違いが有ります。
明しているように、BIOSは、ハードウェアとOSを繋ぐための役目を持つので
すが、OSのインストールされたHDDを、起動順位の最初に、BIOSで設定し
ていると、BIOSが、HDDを最初に読み込み、その時点で、OSに役目を渡す
事ができ、余分な作業を省いて、OSが起動を開始する為に、パソコンの起
動が早くなります。 これが、HDDを起動順位の最初に設定する上でのメリ
ットなのです。 しかし、OSをインストールする時には、インストールCDを読
み込む前にHDDが読み込まれ既存のOSが稼動するため、OSをインストー
ルする上では、弊害も生じます。そこで、HDDを起動順位で優先する設定
に成されている場合は、起動順位の変更が必要に成る訳です。
スクを使って、インストールを行うものがあり、個々の条件に合わせて起動
順位を変更する必要があります。画像1-2のBIOSメニューのトップ画面で
は、画像1-1のように 『 Standard CMOS Features 』 の項目が、赤色で強
調表示されています。 この赤色の強調表示をキーボードの矢印キーで上
下左右に移動させ、『 Enter 』 キーを押して目的のBIOSメニュー画面を開
きます。ここでは、起動順位の変更設定で、CDドライブを起動順位の一番
目にしますので、画像1-1の赤色で強調表示されている部分、『 Standard
CMOS Features 』 の項目から、その下の赤枠で囲んでいる部分、『 Adva
nced BIOS Features 』 の項目へ赤色の強調表示を 『 ↓ 』 キーで移動さ
せ、『 Enter 』 キーを押して、『 Advanced BIOS Features 』 の画面、画像
1-3を開きます。画像1-4を見て下さい。この部分が現在、BIOS上で設定
されているドライブの起動順位です。『 First Boot Device 』 つまり、最初に起動するデバイスと言う意味ですが、この項目に、『 Hard Disk 』 が設定され
ています。この設定を、CDROMに変更する訳なのですが、操作の要領は、上記と同様に赤色の強調表示を矢印キーを使って 『 First Boot Device 』 項
目の 『 Hard Disk 』 になっている部分に移動させて 『 Enter 』 キーを押すと 『 First Boot Device 』 を変更するための子画面、画像2-1が開きます。こ
の子画面の 『 〔■〕 』 を、矢印キーで、CDROMに移動させて、『 Enter 』 キーを押せば、子画面が閉じられて、画像2-3へ戻ります。 画像2-4を見て下
さい。 『 First Boot Device 』 の項目が、『 CDROM 』 に、変更されました。同様の操作で、画像2-5のように、『 Second Boot Device 』 の項目を 『 Hard
Disk 』 に、置き換えます。最後に、変更した設定を保存するために、ファンクションキーの 『 F10 』 キーを押すと、画像2-7、2-5の確認画面が表示され
るので、『 Y 』 キーを押します。これで、変更した設定が保存され、BIOSメニューが終了します。他の項目についてのBIOSの設定方法は、こちらを参にし
て下さい。
れているHDDを読み込み、OSが起動可能な場合は、そのままパソコンが起動します。
明しますが、まず、パソコンの電源を入れ、OSのインストールCDをCDドライブに入れます。次に、一旦パソコンの電源を落とし、再度パソコンの電源を入
れ直すと、画像2-6の画面が立ち上がります。 画像2-8は、画像2-6の画面左下の部分を拡大したものですが、『 Press any key to boot from CD 』 と
表示されています。つまり、キーボードのキーをどれでも構わないので押すと、CDから起動すると言う意味です。この表示は暫くすると消えてしまい、CD
からの起動は中止され、起動順位の二番目に設定されているHDDからの起動へと移行してしまいますので、『 Press any key to boot from CD 』 の文字
列が表示されている間に、指示通りに何かキーを押すようにして下さい。これでOSのインストールCDが読み込まれ、インストールが開始されます。ここか
ら先のOSのインストール手順については、次の項で解説します。
容を実行していれば、既にOSのインストールは始まっています。この項では、初期化することを目的としているためにOSの再インストールと言う事で解説
していますが、OSを新規にインストールする場合も手順は殆んど変わりません。新しいHDDにOSをインストールする為には、フォーマットと言う作業が必
要なのですが、OSをインストールする途中の段階で、フォーマットの画面が表示され実行するようになっています。 このフォーマットを実行するとHDD内
のデータは全て無くなります。つまり、OSの再インストールをすればHDDを何のデータも入っていない初期の状態に戻す事ができるのです。続けて、OS
をインストールする事により、パソコンが、何の問題も抱えていない初期の状態で使用できるようになり、初期化の意味を成す訳です。

でいる状態です。右上の画像はプログラムの読み込みが終わり、セットアップの方法を選択する画面です。ここでは、初期化が目的なので、画像の赤枠
内の指示に従い 『 Enter 』 キーを押します。この段階では、BIOSの設定同様にキーボードで操作します。

て同意します。次に右上の画像、現時点でインストールされているOSが表示されています。この画面では、修復を試みるか、修復しないで新規にOSをイ
ンストールするのかを選択します。ここでは、初期化が目的なので、『 Esc 』 キーを押します。

赤枠で囲んでいる 『 106 日本語キーボードの場合 』 を選択するといいと思いますので、『 半角/全角 』 キーを押します。右上の画像は選択したキーボ
ードの種類の確認画面です。『 Y 』 キーを押して作業を進めます。

ンを削除します。この画面の時点で 『 Enter 』 キーを押してOSのセットアップをすると、これまでのOSの入っている領域に上書きインストールすることに
なり、望ましい形でのインストール方法であるとは言えません。以前のデータを完全に消してしまう為にも、一旦パーテーションを削除するようにして下さ
い。次に、右上の画像の警告画面が表示されますが、初期化が目的なので 『 Enter 』 キーを押してパーテーションを削除します。

像、パーテーションの選択、作成画面が表示されるので、前の画面でパーテーションを削除した領域を選択して、OSを再インストールするのに必要なパ
ーテーションを新たに作成するために 『 C 』 キーを押します。

でサイズを決めて作成したパーテーションを選択し、『 Enter 』 キーを押してOSのセットアップを開始します。

選択して、『 Enter 』 キーを押します。右上の画像、フォーマットの進行状況が表示されるので、フォーマットが終わるまで暫く待ちます。

に終了した事が表示されて再起動を促すので、再度、『 Enter 』 キーを押して再起動するか、自動的に再起動するのを待ちます。 また、次の操作からは
マウスが利用できるようになります。

ルの途中で、右上の画像のようにハードウェアのインストールと言うダイアログが表示され、 Windowsのロゴテストに合格していない旨の説明文が表示さ
れる場合がありますが、説明を無視して 『 はい 』 を押して構いません。これはマイクロソフト社が、WHQLという組織でパソコン本体や周辺機器などを対
象に認定手続きを実施しているのですが、その認定手続きが成されていないために表示されるもので、何の問題も起こすものではありません。

字のプロダクトキーを間違えないように入力して、『 次へ 』 を押します。プロダクトキーは、OSのパッケージに貼ってあるシールのProduct Keyの文字の
右横に記載されています。

した環境でパソコンを利用する時に表示されるものです。日本語は出来る限り避け、半角英数字を用いて下さい。Administaritorのパスワードも半角英数
字を用いて入力して下さい。このパスワードは、管理者権限を持つAdministaritorのパスワードなので重要な意味を持ちます。忘れないように、必ずメモし
て置くなどの対処をしておいて下さい。右上の画像は日付と時刻の設定画面ですが、日付と時刻に関しては調整する必要がある場合のみ設定します。タ
イムゾーンは変更せずに 『 次へ 』 を押します。

の画像、ワークグループまたはドメイン名の設定画面が表示されますが、ワークグループ名はネットワークを構築する時に変更できますし、個人ユーザ
ーがドメインに参加している事はあまりないと思いますので、何もせずに、『 次へ 』 を押します。


の種類等によっては画像の表示順や表示の有無が、ここでの解説と一致
しない場合もあります。ここでは、Windows XP Professional ボリュームラ
イセンス版を使用し、画像を作成していますので、画像の表示内容につい
てもパッケージ版等とは異なる場合があります。
尚、インストール作業に起動用のFDDを使用するOSについてはFDDの取
り出しが指示されるので指示に従って操作して下さい。
一番目に設定したままなので再起動時に、『 □. OSのインストールCDから起動させる 』 の項で説明したようにCDドライブからの起動を促す、画像2-8の
文字列が表示されますが、この時点で、既にセットアップ作業は終わっているので何もせずにHDDから起動するのを待って下さい。再起動の途中で左上
の画像、ディスプレイの設定ダイアログが表示されます。画面の解像度は後で画面のプロパティで設定できるので、ここではWindowsにまかせて 『 OK 』
を押します。右上の画像、Microsoft Windowsへようこそ画面が表示されるので 『 次へ 』 を押します。この画面は次回の起動時からは表示されません。

法を指定してください画面が表示されますが、後でネットワーク接続から設定できるので、ここでも 『 省略 』 を押します。ライセンス認証も、ここでは省略
して 『 次へ 』 を押します。

の画像の、このコンピュータを使うユーザーを指定して下さい画面では、ユーザー名を最低一名入力して、『 次へ 』 を押します。入力したユーザー名は
忘れないようにして下さい。

したので、『 完了 』 を押して下さい。 これでOSの再インストール作業は終
了したのですが、初期化については、もう少しだけやっておかなくてはなら
ない作業が残っています。作業内容については、下記に記載しておきます
ので忘れずに実行して下さい。①. サービスパックのインストール及びWindowsUpdate。
②. 各ハードウェアドライバーのインストール。
③. Windowsのライセンス認証(アクティベーション)。
④. バックアップデータの復元。
⑤. バックアップされていないユーザー設定。
⑥. 各種ソフトウェアのインストール及びUpdate。
⑦. システム領域以外の未使用の領域をフォーマット。
⑧. BIOSで起動順位を元のHDD、CDROMの順に戻す。
⑨. インターネット回線の接続を再設定。
⑩. その他、ユーザーライクなカスタマイズ等。
業はディスクの管理から行います。ディスクの管理画面にアクセスする方法は幾つかありますが、ここでは、スタート → マイコンピュータを右クリック →
管理 → コンピュータの管理 → ディスクの管理をクリックして、操作画面を呼び出します。

ータの管理ウィンドウが開きますので、ツリーメニューからディスクの管理をクリックしてディスクの管理画面を表示させます。次に、画像の赤枠で囲んで
ある未割り当て、と表記されている部分を右クリックします。表示される右クリックメニューの新しいパーテーションをクリックすると、新しいパーテーション
ウィザードがスタートします。上右側の三つの画像は、新しいパーテーションウィザードの進行状況が表示されているものです。

へ 』 をクリックします。上段中央の画像は、作成するパーテーションの種類を選択する画面です。画像では、プライマリパーテーションが選択されていま
すが、実際の作業ではユーザーの利用環境に応じて選択して下さい。 パーテーションの種類については後述します。『 次へ 』 をクリックします。上段右
の画像は、パーテーションのサイズを決める画面です。これも利用環境に応じてMB単位で入力して 『 次へ 』 をクリックします。下段左の画像は、ドライ
ブレターを割り当てる画面ですが、通常は、そのまま、『 次へ 』 をクリックします。何らかの理由で、ドライブに割り当てるアルファベット文字を変更したい
場合は、ドロップダウンメニューから割り当てたいアルファベットを選択して変更します。下段中央の画像は、フォーマットの選択画面ですが、通常は変更
せずに 『 次へ 』 をクリックで、問題ありません。何らかの理由で、FAT32ファイルシステムを利用される場合や必要に応じたボリュームラベルを設定され
る場合は、変更後、『 次へ 』をクリックして下さい。下段右の画像は、新しいパーテーションウィザードの完了画面です。『 完了 』 をクリックして、新しいパ
ーテーションウィザードを閉じてください。この作業を行わないと未使用の領域は使用可能な状態にならないので忘れずに作業をして下さい。
ターが割り当てられます。WindowsXPでは、一つのHDDに、このパーテーションを4つまで作成可能ですが、プライマリパーテーションを4つ作成してしま
うと、そのHDDドライブには、それ以上パーテーションを追加できなくなります。
で認識されて利用可能な状態になります。拡張パーテーション内に作成された論理ドライブには、個別にドライブレターを割り当てることができる為、ドラ
イブ文字数の制限内であれば複数の論理ドライブを、一つの拡張パーテーション内に作成できます。拡張パーテーション選択すると、より多くのドライブ
を作成する事が可能ですが、システムドライブとしては利用できません。
ョンを利用して論理ドライブを作成する事の意味が、より重要になるかもしれ